みなさま、こんにちは!!
台風の影響か雨が降り、晴天になり、雨が降り、晴天になり・・・・
この状態がさらに蒸し暑さになりますね(-_-;)☀




ところでみなさま血余(けつよ)という言葉をきいたことがありますか(;’∀’)⁉
東洋医学を勉強しなければわたしは一生知ることがなかった言葉だと思います( ̄▽ ̄;)
まぁ、文字のまんま。体内での血の余りということ。




まず鍼灸学校では三余(さんよ)三つの余りとして習います。
血の余り(血余)は、髪の毛の状態に現れる。
骨の余り(骨余)は、歯の状態に現れる
筋の余り(筋余)は、爪に状態に現れるといわれます。
面白いですよね。。。わたしだけ( ̄▽ ̄;)⁉




東洋医学では体の構造上、足りないよりは余るぐらいがいいという感じ。
足りない状態を「虚」、余った状態を「実」といいますが
三余に関しては「虚」でも「実」でもなく中庸(真ん中)に近い状態、若干「実」みたいな
「豊かにある」感じかなっとわたしは思っています。



先ほど言ったように血余は「髪」との関係が有名なんですね。
血を虚してる場合は、髪の毛が抜けるとか髪の毛が細くなるとかがよく言われるのです。
よく産後には「髪の毛が抜ける」ということを聞いたことがありませんか(;’∀’)⁉
出産後は、圧倒的に血液を不足している状態、なおかつ母乳ならなおさらですね。



また妊娠、出産、産後の大事な考えとして女性の身体を支える基礎物質が「血」。
血と妊娠には深い関係があり「血余」(豊かに血がある状態)が妊娠しやすい身体作りの基本と考えられます。



血の量が充実しているか、血によって身体にしっかりと栄養分を運べているかなど指標ともなります。
女性は毎月の生理のためにも血余が大切で特に妊娠中や産後は消耗しやすいため
妊活中にしっかりと血を貯めておけるかどうかでその後の母体の状態がかわってきます。
  



血余貯金して(こんな言葉はありませんが勝手に気に入ってます♡)
妊娠前に備えていただくことが良いと思います。
そして血が不足する原因も作らないことが大事になります。
食事からの栄養不足や過労、ストレや睡眠不足、過度のダイエットなどは血液を消耗する可能性があるので
極力、妊活中は気を付けて生活習慣を見直しましょう!!!



血余貯金ができた後は、しっかり必要なところへ血液を回してあげること。
そこからは鍼灸が最も得意とする分野です!!!
血液をどこに巡らせてあげるか、最も妊娠に有効とされてるツボを使って
しっかり血液を巡らせていく。
鍼灸ってこういうことろが本当にすごいんです(*’▽’)
まずは「血余」からの「鍼灸」がおすすめです♡